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みなさん、こんにちは!
マーク編集長こと、林正勝です。

先日、日本経済新聞主催
竹本住大夫さん(文楽太夫)、中村吉右衛門さん(歌舞伎俳優)
「伝統から、未来へ」の対談に行ってきました。

伝統芸能という一見ビジネスマンとして働く私たちには、芸術鑑賞
の一部として捉えるかもしれません。
いやそうでしたが違いました。
伝統芸能という語らいの場でありながら、ビジネスに取り入れる大切
な要素、人間としての大切な要素。大いに学ぶ時間でした。

お二人の話、特に住大夫さんの一瞬にして観衆を魅了する
コミュニケーション術は大変学ばせていただくものが多かったように思います。


歌舞伎が好きで毎月鑑賞している私ですが、文楽は1,2回程度しか
観たことがありません。
しかしそうした初心者にでもわかるような文楽についての話を組み立てて下さいました。


「大事なのは“音(おん)”なんです。音でセリフを言う。」
音ってなんだろう・・・と思いながらも講演がすすんでいくのですが
お忙しくてらっしゃる方なのにお手元にかなりの数の資料をご用意されていて
都度都度、過去の事例や浄瑠璃のセリフで表現しながら、わかりやすく説明してくださいます。

最初に、テーマをバンと出して、反復の中で理解促進をはかる、という手法が
これは仕事のプレゼンテーションにも使えるなぁ、と客席で一人メモを取り巻くってしまいました。
人に伝える、コミュニケーションする、ということにはストーリーが必要だと思っていて
営業マンがプレゼンするのも、浄瑠璃の太夫が言葉を語るのも同じだな、と。
(趣旨と離れてますね・・すみません)

音とはつまりは、音程リズム声色などすべてを含めた「調子」のことと理解したのですが
一人で子供から大人まで演じるのに、息遣い、体を使った発声さまざまな工夫がなされていることの
一部を知ることが出来ました。


人間国宝で83歳になった今でも勉強しつづけている住大夫さん。
「私は声が悪くてね。でも浄瑠璃がほんまに好きなんですわ。
基本に忠実に、素直に。それが伝統ですわ。
・・・浄瑠璃を語るには『腹、腰、息』が大切なんです。これがしっかりしてれば大丈夫」
伝統を守り、それを伝えていく。そこに登場する「好きだから」という言葉に
不意をつかれましたが、やはりそこがないと続けていけないのだろうなぁ、と思いました。

大阪弁の語りが心地よく響き、話のリズム、テンポよく話す住大夫さんに
終始魅了され続け、あっという間の2時間。


伝統芸能を観ることによって、人間としての厚みをもたせてもらえる
ような気がします。



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2007/12/20


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