Ciao a tutti !
Come va?
みなさん、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
日曜「Ciao,Ciao! Dall' Italia!」担当の青池隆明です。
前回はパルマ編をレポートさせてもらいましたが、今回はジェノバに行ってきました。
ジェノバは、僕の住んでいるルッカからインターシティ(特急)を利用して、
北に2時間半のところにあるリグーリア州(北部イタリア)の州都で、
イタリア随一の港湾都市です。
かの有名なコロンブスの出身地でもあり、
中世の時代には強大な海運国として繁栄した歴史があります。
サッカー好きの方ならご存知かもしれませんが、
ジェノバにはセリアAのサッカーチームが2つあり、
「ジェノア」にカズこと三浦知良選手が、
もう1つのジェノバのチーム「サンプドリア」に、
柳沢敦選手が過去在籍していました。
カズが開幕戦のACミラン戦で、バレージとヘディングで争い、
鼻骨を骨折したのはあまりにも有名な話。
日本中の期待を背負った絶頂期のカズが初戦で途中退場という、
僕たちにとっては衝撃の悪夢になってしまったのを今でも憶えています。
さてサッカーの話はこれぐらいにして、
この写真はジェノバ駅前にあるコロンブス像。
イタリア語ではコロンブスではなく、コロンボと呼びます。
その呼び方だと、探険家というよりは、
難事件をたくさん解決する刑事さんのようですが、こちらが本当の名前。
そのコロンボさんを横目に、ジェノバの中心街へと足を進めます。
ジェノバに来たからにはどうしても食べたいのが、
「ペストジェノベーゼ(ジェノベーゼソース)」。
日本でも瓶詰めやレトルトになって売られているぐらいお馴染みのやつです。
バジルのペーストに、松の実、チーズ、オリーブオイルなどを
混ぜた香り豊かなソースで、バスタだけではなく、肉や魚のソースとしても
使われる万能選手です。本場のジェノベーゼに期待が膨らみます。
あと、新鮮な魚介類は是非食べたい一品。
イタリアに来てから、あまり美味しい魚に出会ってないというのが
今のところ正直な感想。
日本のレベルが高すぎるのでしょうかね…。
港街ジェノバであれば、とこちらも期待していたところに、
何店かの魚屋が軒を連ねているのを発見!
で、今回入ったリストランテは
イタリアのガイドブック「エスプレッソ」に掲載されていた
「PINTORI」というトラットリア(大衆食堂)。
メインの通りからは一本外れた観光客は通りそうもない路地裏のお店です。
席に着いて、早速メニューを広げます。
毎回リストランテに行くと、どんなもの食べさせてくれるのか、
この瞬間がとても楽しみで、胸が高鳴ります。
とはいえ、まずはジェノベーゼをと、メニューを見渡しますが、
肝心のそれが見当たりません。
一緒にいたグルメな友人は、
「きっと当たり前のメニューすぎて、載せてないんだよ。
ふつーにオーダーしたら、作ってくれると思うよ」
と話すので、早速カメリエーレ(サービス)のご主人を呼んで
「ジェノベーゼが食べたいんだけど」
とお願いすると、
「うちは置いてません」
と一蹴…。
最初耳を疑いましたが、
まさか、まさかの「置いてません」発言。
この時点で、ジェノバ、リベンジ(再訪)決定です。
とはいえ、せっかく来たジェノバ、
気を取り直して、他のものをオーダーします。
まずコペルト(テーブルチャージに含まれるお通し)で出てきたのが、
イワシのマリナート(オイル漬け)です。
生魚をコペルトで出してくるあたりが、さすがジェノバです。
実際これまでイタリアで食べた生の魚と比べると、臭みがなくて美味しいです。
一度裏切られて落ちていたテンションも自然と上がります。
Antipasto(前菜)でオーダーしたのは
やっぱり魚でしょ、ということで、Antipasto di mare(魚介の盛り合わせ)です。
マグロ、イワシのオイル漬け、タコのトマト煮込み、タラ、タイの塩漬け…、
と魚介のオンパレードです。
生のものではなく、どちらかというと加工したものや調理したもので
構成されていたのがちょっと残念でしたが、
でもこれまでイタリアで食べたものよりは全然美味い!
一緒に頼んだリグーリアを代表する辛口の白ワイン、チンクエテッレが進みます。
次に食べたのは、トマトソースで合えたイワシとオリーブのペンネです。
よくよく考えると一皿目からずっとイワシを食べてます。。。
たくさん散らされたイタリアンパセリとオレガノの香りが食欲をそそります。
トマトの酸味がイワシの生臭さを消して、さっぱりといただけました。
メインは魚にしようか肉にしようか迷った挙句、
どうせまたジェノバには来るからということで、お肉に。
特大の牛ステーキです。言うまでもなく、美味しいです。
が、このボリューム。大変失礼ながら、完食できませんでした。ごめんなさい…。
ということで、これにてジェノバでの食事もおしまいです。
ジェノベーゼのないトラットリアに入ってしまうという致命的なミスを
犯してしまったものの、港街ならではの美味しい魚介を
たくさん食べることができたので、まずは及第点といったところでしょうか。
さて、今年もあとわずかですね。
みなさんは来年の目標など、既に立てられたでしょうか?
僕は、「来年こそジェノバでジェノベーゼを食べる」に今回の旅で決まりました(笑)
来年もイタリア各地の美味しいものを食べまくりますので、
その一端でもみなさんにお伝えできたらと思います。
ではでは、また来週!
そして、良いお年を!
Ciao,Ciao!

























