テロリストから大統領を奪還せよ!

2013.06.04

オトコに見せたいこの映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』 /第131週(火曜担当/松村 知恵美)


混沌とした国際情勢の中、何が起こっても不思議ではないと思われる昨今。
この時代に、なんとホワイトハウスがテロリストによって壊滅状態にされてしまうという映画が登場しました。

それがこの映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』。

北朝鮮出身のテロリストたちがアメリカの心臓部であるホワイトハウスの内部に入り込み、米国大統領を人質に立てこもるという凄まじいテロと、そのテロにたった一人で立ち向かうシークレットサービスの戦いを描いています。

近年の実際の国際情勢とリンクしているところもあり、その偶然の一致に驚かされてしまうような一作です。

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この作品の主人公は、大統領夫人を事故死から救えなかった過去を持つシークレットサービス。
『300/スリーハンドレッド』、『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが演じています。

かつては大統領ファミリーを守るためにホワイトハウスの中で働いていた彼。
ホワイトハウスの警備や死角などを知り尽くした彼が、ホワイトハウスの中に取り残された大統領や、幼い大統領の息子を救うため、テロリストたちを倒しながら、ホワイトハウスに潜入していきます。


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それにしても、テロリストたちがホワイトハウスを制圧していく様子は、なんとも圧巻。
世界最強の警備を誇るかのように思えるホワイトハウスですが、有事に軍が到着するまで、なんと15分もかかるのだとか。
政府関係者や観光客になりすましたテロリストたちは、その15分を利用し、空から、陸から、13分でホワイトハウスを制圧します。
そして韓国首相を利用し、アメリカ大統領のために用意された核シェルターにやすやすと入り込み、大統領や国防長官を人質に立てこもってしまうのでした。


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ジェラルド・バトラー演じるシークレットサービスのバニングは、その経験やホワイトハウスに関する知識を武器に、テロリストたちを次々に鎮圧。
その無双ぶりは、まさに鬼神そのもの。
一騎当千の戦いを見せる彼は、清濁併せ持つアメリカのヒーローというに相応しいと思います。


現在、いつどこで起きても不思議ではない脅威を描いたこの物語、現代の国際情勢をリアルに反映しつつ、見事にエンターテインメントにまで昇華してみせたこの作品。
社会派アクションの名手、アントワン・フークア監督ならではの一作と言えるでしょう。


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(松村知恵美)


『エンド・オブ・ホワイトハウス』(120分/アメリカ/2013年)
原題:Olympus Has Fallen
公開:2013年6月8日
配給:アスミック・エース
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
公式HP:http://end-of-whitehouse.com/


<STORY>
シークレットサービスのマイク・バニングはアッシャー大統領の妻の事故死を防ぐことができなかったことを悔やみ、現場を離れて事務仕事をしていた。7月5日、米韓大統領会談の最中に、ホワイトハウスが襲撃される。米韓の大統領は共に地下にある危機管理センター、バンカーへ避難。しかし、そのままホワイトハウスはテロリストに占拠されてしまった。異変を知ったバニングは、テロリストのいるホワイトハウスへ単身乗り込んでいく...。


監督・脚本:アントワン・フークア
製作・出演:ジェラルド・バトラー
出演:モーガン・フリーマン/ラダ・ミッチェル/アーロン・エッカート/アシュレイ・ジャッド/アンジェラ・バセット/メリッサ・レオ/リック・ユーン


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