世界にイノベーションを与えた男

2013.10.29

オトコに見せたいこの映画『スティーブ・ジョブズ』 /第144週(火曜担当/松村 知恵美)


アップルコンピュータを創設し、Mac、iPod、iPhoneなど様々なデバイスを世界に送り出してきたオトコ、スティーブ・ジョブズ。
彼が起こしたイノベーションで、現代の世界に与えた影響は計り知れません。
実際、この記事をiPhoneやiPad、MacBookなどで読んでいる方も多いのではないでしょうか?

そんなジョブズのアップルコンピュータの立ち上げからiPodの発売までの半生を描く映画が登場しました。
それがこの映画、『スティーブ・ジョブズ』です。

彼の信奉者でもある俳優、アシュトン・カッチャーが、ジョブズの歩き方やクセなどをマスターし、そっくりに演じています。


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この映画は、スティーブ・ジョブズが2001年にiPodを発表した社員ミーティングのシーンから始まります。
これまでになかった携帯音楽プレイヤーを発売し、アップルがコンピューターだけでなく、携帯デバイスにイノベーションを起こした瞬間から、この物語が始まるのです。


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そして、時代は1970年代に移ります。
大学を中退し、精神世界に傾倒してLSDを体験し、インドまで出かけるジョブズ。
その後、ビデオゲームメーカーのアタリ社に就職するものの周囲と馴染めず、一人のチームで仕事をすることになるジョブズ。

まだ何者でもない若い頃のジョブズは、周囲から変人として扱われ、孤立した人間として描かれています。

そして1976年、彼は同じようなコンピュータ・ギークのスティーブ・ウォズニアックらと共に、実家のガレージにアップルコンピュータを立ち上げます。
これまでただの"変人"だった彼の才能がここから大きく花開き、様々な施策が成功。
やがて1980年、アップルコンピュータは株式公開を果たし、一躍ジョブズは時代の寵児に。


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しかしその後、彼の独裁ぶりに手を焼く役員たちから、彼はアップル社を追われることとなるのです...。


このあたりの事情は、アップルファンの方やマックユーザーの方はよくご存知のことでしょう。
でも、そのアップルの歴史を彩るウォズ(スティーブ・ウォズニアック)やマイク・マークラ、そしてジョン・スカリーやジョナサン・アイブといった人物がジョブズと共に生きて動いている姿をスクリーンで観るのは、また格別のことと思います。


まさに世界にイノベーションを起こしたオトコ、スティーブ・ジョブズ。
そのジョブズの光と影、人を魅了する愛嬌と、独裁的な経営者としての冷酷さを淡々と描いたこの映画『スティーブ・ジョブズ』。

リアルタイムに歴史を目撃するという意味でも、現代に生きるビジネスマンなら観ておくべき一作です。


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(松村知恵美)


『スティーブ・ジョブズ』(127分/アメリカ/2013年)
原題:Jobs
公開:2013年11月1日
配給:ギャガ
劇場:TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて
公式HP:http://jobs.gaga.ne.jp


<STORY>
周囲から変人扱いされているスティーブ・ジョブズは、実家のガレージに友人のスティーブ・ウォズニアックら仲間たちを集め、個人用コンピュータの開発を始め、その販売のために、1976年、「アップルコンピュータ」を立ち上げた。アップルは瞬く間に巨大化し、1980年には株式を公開。しかし独裁的に開発を進めるジョブズの手法は周囲から反発を受けてしまう。1985年、ジョブズは取締役会と対立し、アップルを退社することになる...。


監督:ジョシュア・マイケル・スターン
出演:アシュトン・カッチャー/ダーモット・マローニー/ルーカス・ハース/ジェームズ・ウッズ/ジョシュ・ギャッド/アマンダ・クルー/マシュー・モディーン/J・K・シモンズ/ヴィクター・ラサック/エディ・ハッセル/ロン・エルダード/デヴィッド・デンマン/アーナ・オライリー/ジョン・ゲッツ/レスリー・アン・ウォーレン/ネルソン・フランクリン/エルデン・ヘンソン/レニー・ジェイコブソン/ケヴィン・ダン/ジェームズ・ウッズ/ブラッド・ウィリアム・ヘンケ/ジャイルズ・マッシー


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