大物俳優が手に手をとって脱獄!

2014.01.07

オトコに見せたいこの映画『大脱出』 /第151週(火曜担当/松村 知恵美)


『大脱走』、『パピヨン』など、名作が多い映画ジャンルの一つに"脱走モノ"というものがあります。

閉ざされた世界、限られた人員、少ないツール、残虐な看守...。
本来なら悪役であるはずの囚人たちが、不可能なはずの"脱走"という行為を、綿密な計画と実行力、そして知恵と度胸と友情でやってのけることで、観客にカタルシスを感じさせてくれるこの"脱走映画"に、超ビッグな新作が登場しました。

この映画『大脱出』は、シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーという二大アクションスターを迎え、脱出不可能と思われる究極の刑務所からの脱出を描いています。
大物たちが、どうやって不可能を可能にしていくのか...。
アクション映画ファンにとっては、血湧き肉躍るような、お祭り映画です。


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この作品でスタローンが演じているレイ・ブレスリンの職業は、セキュリティ・コンサルタント。
それがどんな仕事かというと、"自分が囚人として刑務所に入り込み、その刑務所の警備の死角をついて脱獄してみせ、セキュリティの弱点を指摘する"という、なんとも大胆なお仕事です。

そんなセキュリティ・コンサルタントのブレスリンが新たに潜入することとなったのは、どこに位置するかもわからない、民間の刑務所。
実はその刑務所は、絶海に浮かぶ巨大な船の中にあり、ブレスリン自身が書いたセキュリティの専門書を参考にして作り上げた"究極の刑務所"でした。
冷酷な刑務所長・ホブスが支配し、終日マスクを身に着けた看守たちが囚人を見守っているその刑務所の死角を、ブレスリンは見つけることができるのか...?


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そんなブレスリンが刑務所内で出会うのが、シュワルツェネッガー演じる大物囚人・ロットマイヤー。
そのカリスマ性で囚人たちから支持を得ているロットマイヤーがブレスリンの仲間となり、脱獄に協力してくれることとなるのです。
ロットマイヤーが持つのは、刑務所の中をよく知っている経験値、囚人や看守たちからも一目置かれている人望、その屈強な肉体からくる戦闘力、もの静かな物腰から匂わせる知性。

脱獄のプロフェッショナルであるブレスリンの経験値と、ロットマイヤーの持つこれらを合わせれば、きっと不可能も可能になるはず...。
それにしても、ロットマイヤーはなぜこんなにブレスリンに協力的なのか...?


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スタローン演じるブレスリンと、シュワルツェネッガー演じるロットマイヤーは、手と手をとって仲良く脱獄を目指します。
こんな大物アクション俳優が二人揃って、仲良く走り、殴り、銃をぶっ放す姿を観られるだけで、アクション映画ファンにとっては眼福のはず。
もちろん、アクション映画ファンではなくとも、そのワナや妨害工作をかいくぐっての脱獄アクションには、心時めくこと請け合いです。


常に真面目に物事に取り組むスタローン、余裕たっぷりで大物感漂うシュワルツェネッガー。
こんな二人が仲良く楽しんでいる脱獄アクション映画『大脱出』、大物アクション俳優たちの遊び心とプロ精神の詰まった、エンターテインメント作品です。

(松村知恵美)


『大脱出』(116分/アメリカ/2013年)
原題:Escape Plan
公開:2014年1月10日
配給:ギャガ
劇場:TOHOシネマズ日劇ほか全国にて
公式HP:http://dassyutsu.gaga.ne.jp/


<STORY>
セキュリティ・コンサルタントのレイ・ブレスリンは、脱獄のプロ。自ら犯罪者として刑務所に入り込み、脱獄してはセキュリティの弱点を報告するという仕事をしていた。そんな彼のもとに、CIAの弁護士から、世界の重犯罪者のみが収容されている極秘の刑務所を調査して欲しいという依頼が舞い込む。その刑務所はホブスという冷酷な刑務所長が支配する、究極の刑務所だった。そこでブレスリンは、ロットマイヤーという大物囚人と出会う...。


原案・脚本:マイルズ・チャップマン
監督:ミカエル・ハフストローム
脚本:ジェイソン・ケラー
出演:シルベスター・スタローン/アーノルド・シュワルツェネッガー/ジム・カヴィーゼル/カーティス・"50セント"・ジャクソン/ヴィニー・ジョーンズ/サム・ニール/ヴィンセント・ドノフリオ/エイミー・ライアン/ファラン・タヒール/カイトリオーナ・バルフェ/マット・ジェラルド


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