車の魅力が体に響くカーアクション

2014.06.03

オトコに見せたいこの映画『ニード・フォー・スピード』 /第164週(火曜担当/松村 知恵美)


若者のクルマ離れが叫ばれる昨今。
「クルマってカッコいいな」と思わせる機会が減少しているような気がします。

そんな今、"クルマのスゴさ"、"クルマのカッコ良さ"を実感させてくれる映画が公開されます。
その名も、『ニード・フォー・スピード』。

フォード・シェルビー・マスタング(アメリカ)、グラン・トリノ1969(アメリカ)、ケーニックゼグ・アゲーラR(スウェーデン)、ランボルギーニ・エレメント(イタリア)、ブガッティ・ヴェイロン(イタリア)、GTAスパーノ(スペイン)、マクラレーンP1(イギリス)、サリーン・S7(アメリカ)など、数々のスーパーカーが登場し、猛スピードで突っ走っては派手にぶっ飛んだりクラッシュしたり、大変なことになっています。


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この映画の原作は、1994年の発売以来20年にわたってロングセラーとなっているゲーム「ニード・フォー・スピード」シリーズ。
世界の名車の数々をチューンナップして、公道を舞台にストリート・レースを行うというドライビング・アクション・ゲームです。

というわけで、この映画『ニード・フォー・スピード』も派手なストリート・レースで幕を開けます。

主人公の暮らすニューヨーク州マウントキスコの街で、公道を(勝手に)封鎖して行われるレースは、"街のストリート・レース"ならではの、洗練されていない強引なレース運びがたっぷり。
走り来る電車スレスレに踏切を走り抜け、封鎖しきれなかった道を一般車に混じって逆走し、偶然通りかかったホームレスのショッピングカートを吹っ飛ばし、グラン・トリノ1969がうなりをあげて走り抜けます。


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そして次に行われるのは、赤、シルバー、白の3台のケーニグセグ・アゲーラRが揃って公道を駆け抜けるストリート・レース。
ここでは、1台のアゲーラが宙を舞う派手なクラッシュが。
空飛ぶアゲーラ、そして上がる激しい炎。
クルマ好きの人ならば、思わず声を上げてしまうようなシーンが続きます。


ストリート・レースが続いた後に繰り広げられるのは、言わば"45時間耐久・アメリカ大陸横断レース"。
東海岸のニューヨーク州から、西海岸のカリフォルニアまで、シェルビー・マスタングが突っ走ります。
しかも、アメリカ中西部の砂漠の中を、賞金目当ての無頼なトラック野郎たちが、シェルビーを止めるため次々に襲いかかって来るのです。
崖の上に追いつめられたシェルビーを、米軍のヘリコプターが助けだし...。


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そして最後のレースは、伝説のレース"デレオン"。
名だたるドライバーたちが参加するこのレースでは、ケーニックゼグ・アゲーラR、ランボルギーニ・エレメント、ブガッティ・ヴェイロン、GTAスパーノ、マクラレーンP1、サリーン・S7と言った名車たちが、警察車両に追われながら激しいレースを繰り広げます。
炎上あり、衝突ありで、あちらこちらでクラッシュだらけ。
そんな障害をくぐり抜け、ライバルを倒し、主人公は無事にゴールをくぐることが出来るのか...?


この映画を監督したスコット・ワウは、もともとスタントマンをやっていた人物。
父親もスタントマンであり、一流スタントマンに囲まれて育った彼は、まさにスタントの申し子とも言える存在です。
そんな彼が手がけた作品ですから、そのアクションのクオリティーは保証付き。
CGに頼らない、一流のカーアクションを観ることができます。

それぞれのレースで響き渡るエグゾーストノートも素晴らしく、おなかに直接響いてきます。
おなかに感じる臨場感、視覚から伝わる疾走感と爽快感が、「クルマってカッコいい」と素直に思わせてくれるはず。

映画『ニード・フォー・スピード』、観終わった後に思わずクルマを運転したくなるような、カー・アクションの魅力、クルマの魅力を実感させてくれるような映画です。


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(松村知恵美)


『ニード・フォー・スピード』(131分/アメリカ/2014年)
原題:Need for Speed
公開:2014年6月7日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
劇場:丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて
公式HP:http://disney-studio.jp/movies/nfs/


<STORY>
父親の遺した小さな自動車修理工場で仲間たちと働く天才レーサー&エンジニアのトビーは、かつての仲間だったプロ・ドライバーのディーノ、弟分のピートと共に公道レースを行い、ピートを事故死させてしまう。トビーは刑務所に入ることとなるが、ディーノはその場所にいたことを否定し、罪を逃れるのだった。2年後、仮出所したトビーは、ディーノも参加する伝説のレース"デレオン"に参加し、ディーノを負かして復讐しようと準備を始める...。


原作・脚本:ジョージ・ゲイティンズ
原作・製作:ジョン・ゲイティンズ
製作:パトリック・オブライエン/マーク・ソーリエン
監督:スコット・ワウ
出演:アーロン・ポール/ドミニク・クーパー/イモージェン・プーツ/スコット・メスカディ/ラミ・マレック/レイモン・ロドリゲス/マイケル・キートン/ダコタ・ジョンソン


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