体罰のいらない指導法⑲「勝敗を分けるものは何か?」

2013.07.29


「そこや!そこ!」「最後、ひと押しや!」


スポーツの世界で勝敗がつきものです。

『勝負へのこだわりが尋常でない』と、多くの方からお褒め?(若干引かれてる?)の言葉をいただけるくらい自分自身でも勝負にはこだわっているつもりです。ですからスポーツの世界にある勝敗には美しささえ感じます。

スポーツを続けている中で敗戦も多々経験させていただきました。しかし、その度に「勝負するのはあくまで同じ人間ですし、絶対に追いつかないことはない。次は絶対に勝つ!」という思いだけは常に頭の中にありました。

「あと、0コンマ何秒だけ。」「あと、1歩足が出ていれば。」

トップを極めた世界の勝負の分かれ目というのは、パッと見、それほど大きな差ではなく、ほんの些細な差のように感じます。しかし、その些細な差は、本当はすごく大きな差であったりするものです。『では、その差はどうやって埋めようか?』というが今回の話のテーマになっていきます。

最近は、スポーツ(特にサッカー)をやってこられた保護者の方も多くなりました。できればみなさんと一緒に考えながら、みなさんの経験談なども聴かせていただきながら、話を進めていけたら嬉しく思います。

では、本題に振り返り、勝負の分かれ目、『差』はどんなところでつくのでしょう?

「どれだけ走ったか」「どれだけキツイ練習を積んだか」でしょうか?

2、3年前にさかのぼりますが、考えさせられる出来事がありました。それはあの多くの驚きと感動生んだ第88回全国高校サッカー選手権大会です。大阪代表は「関大一校」でした。とても印象に残り、忘れられないのが、『月まで走れ』という横断幕と、それにまつわるエピソードでした。とにかくどの高校にも負けないくらい「走った」そうです。しかし、結果は・・・ベスト4。そこまでして・・・。そこまでやっても負けることもあるということです。

ただ、これはこれですごいことですので誤解しないようにしていただきたいです。ここで言いたいのは、練習量などの追い込みは、要は"どのチームも工夫して、徹底して限界まで持って行っているはず"ということです。誰もが妥協せず、必死にやりきっているはずです。そんなトップトップの勝負の中で、「ではいったいどこで差がつくのか?」もっと深くまで突き詰めないといけないと思うのです。

次週に続きます。

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