赤尾修

体罰のいらない指導法⑤ 究極のマヨネーズ

『人を変えようとするのではなく自分が変わる』 社会で生きていく力を身につけるために必要な教育に「しつけ」というものがあります。 よかれと思って行なう「しつけ」ですが、悪循環を生む場合があります。 それは、考えを無理矢理押し付けるときに起こります。 「『こうなって欲しい』という願望に相手を当てはめ、その通りにやらないと相手を叱ってしまう。」のは少なくありません。 「本当に相手を変えなければいけないのか?」と、いま一度立ち返えりたいものです。 相手を見るその自分の目こそ変える必要があるのかもしれません。 以前、しつけで悩んでいた時期に1つの話を聞きました。 しつけについての話ではなかったのかもしれませんが、自分自身ではこの話を当てはめた瞬間 目の前がパッと明るくなったような気 …

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体罰のいらない指導法④

「チャレンジ&カバー」 サッカーは人生において大切なこといつも教えてくれる気がします。 サッカーには「チャレンジ&カバー」という相手ボールを奪う為の個人・チーム戦術があります。 1、 ボールを保持した相手に積極的にボール奪取に向かう。 2、 失敗した(相手選手からボールを奪えなかった)場合など、次の状況を予 測しながら味方選手が自分の立ち位置(ポジショニング)を取りながら、味方選手が抜かれてもすぐに奪い返せる状況を作る。 この言葉通り大切なことは「カバー(味方を助ける)があって、その後にチャレンジ」があるのではなく、「積極的なチャレンジがあるからこそその後のカバーがある」ということです。 そして攻撃(ゴールを奪う)に繋げる。 サッカーとして大切なことはひとまず置いておきますが、 …

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体罰のいらない指導法③

欠けているところほど、よく見える。 人は欠けているところほどよく目を止めると言われています。これは人として自然な現象だそうです。 以前、これにまつわる話を「英単語のOとC、満月と三日月、比べるとどちらの方が目立ちますか?」をという例え話で聞かせていただいき、「うん。うん。」と、納得させられたことを覚えています。 子どもたちを見る大人の目、特に自分のお子様に対しての目も同じです。 「うちの子は○○ができない。」「○○ができるようになるにはどうすればいいですか?」 保護者の方からこのような声をよく頂きます。 例えば、英単語のC、見ようによってはOの右側が穴凹のように欠けていますよね。でも、見方を変えてみてください。左側(穴凹まで)には見事で綺麗な曲線があるのです。 そして、なによ …

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体罰のいらない指導法②

『疑ってみる。』 あまり良いイメージとして聞こえない言葉ですが、とても大切な事だったりします。 子どもたちが失敗している→原因はなんだろう?どこで躓いている?(大人の)伝え方に非があるのでは?と、疑ってみる。 これは、よくやることだと思います。 でも、次が難しい。 子どもたちが成功した→(子どもたちに)もう少し負荷をかけてみてもよかったのではないだろうか?(子どもたちは)もっとできるのでは?と、疑ってみる。 良くても悪くてもいつでも「もっとないか?」と疑い続けることが大事なんやないかなぁ。 「疑ってみる」とは、『限界を作らない』『可能性を探る』ことなんだと思います。 赤尾 修 …

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体罰のいらない指導法

スポーツと勝敗と大人の立ち位置 スポーツには「勝ち・負け」という結果が伴います。私は、スポーツをする以上勝敗にはこだわるべきと思います。但し、勝敗はあくまでスポーツをする本人が自発的に求めるべきものです。 ですから指導の現場で我々大人が子どもたちに「勝てばOK!負けたらNO!」と決めつけるべきものではありません。大人はその過程をじっと見守る存在であるべきです。 「とは言ってもねぇ。」「勝ってほしい。」という気持ちも分からなくないです。しかし何度でも言いますが、勝ち負けはあくまでスポーツをする本人がこだわるべきことです。それでも、もし「ムムム」と口を出したくなった時は、ぜひ共に苦楽を分かち合ってきた戦友として「くそー。次は勝ちたい。」と、一緒に悔しがってあげてはどうでしょうか? 「なんで勝て …

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【お父さんのためのスポーツ教育論】「ギャング・エイジ」/第10週/(月曜日担当/赤尾修)

「ギャング・エイジという通過点」 【ギャング・エイジ】 ギャング ・エイジとは・・・   小学生になると、子どもはそれまで以上に友達を求め、友達と遊ぶことに生きがいを感じるようになります。特に3年生頃からは顔ぶれの決まった5~6人の友達と結束の強い集団を作り、親や教師の保護や干渉から逃れて、活発に遊ぶことに情熱を燃やすようになってきます。この時期のことを児童心理学では、ギャング・エイジと呼んでいます。 ギャング活動は大切な体験  この時期は、6年生頃まで続きます。子どもはこの集団的な遊びに熱中し、楽しむだけでなく、その中で社会的なルールや人間関係のとり方、責任を果たすことや協力することの大切さ、思いやりの心や我慢する力などを身につけます。それはなぜでしょうか。子どもは段々仲間を強く求 …

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【お父さんのためのスポーツ教育論】「『チャレンジ』/第9週/(月曜日担当/赤尾修)

『チャレンジ』~前篇~ 「とりあえずやってみる。」私自身の信念であります。クラブのクレドにも行動指針の1つとしても載せているくらい大切にしています。 子どもたちに伝えている「チャレンジ!」も同じ意味合いがあります。 では、なぜチャレンジしなければならないのでしょう? 今回は『経験とチャレンジ』です。 現在、私は38歳。先に生きている分、子どもたちより多くの経験をしてきました。しかしこの「経験」というのがかなりの曲者で、使いようによってはマイナスにもなり得る存在です。「(過去の経験から)これをしなければ安全だ。もしくは大きな事故が起きなくて済む。」と、自己防衛するかのように、いつのまにか自分が傷つかなくて済む行動を自然とやっていたりします。悪い言い方をすれば、"知らず知らずの内に失敗しなくて …

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【お父さんのためのスポーツ教育論】「『シテシマッテイルの効果」/第8週/(月曜日担当/赤尾修)

「シテシマッテイル」 「特訓だ!」「まだまだ!」「いいぞ。エターナルブリザード完成だ!」 (*エターナルブリザードとは、アニメ「イナズマイレブン」で繰り出される子どもたちに人気の必殺技です) ある日の練習風景の1コマです。 この日、子どもたちは何度も失敗していました。 しかしその度に何度もチャレンジしました。 真剣そのもの。だれひとり根をあげませんでした。 練習後の自信すら伺えるような表情が忘れられません。 では、子どもたちはなぜ真剣に打ち込んだでしょうか? 真剣にやるように叱りつけたから? いいえ、ちがいます。 ある方法が奏功していたようです。 その方法とは「シテシマッテイル効果」です。 子どもたちに真剣にプレーをしてほしいと願う時、皆さんならどのように指導するでしょうか …

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【お父さんのためのスポーツ教育論】「『肯定』言葉で導く」/第7週/(月曜日担当/赤尾修)

人は言葉に導かれて行動する生き物です。 以下の文章は、私が以前読んだ言葉に関する本に書いてあった内容を覚えている範囲で説明させていただいたものです。 「注意したにもかかわらず失敗する」という経験の方が多い気がしませんか? 「○○してはいけません。」 この注意を促す言葉は皆さんもよくお使いになると思いますが、実はこの否定する言葉がとんだくせものだったです。 冒頭に、「人は言葉に導かれて行動する」と言いましたが、「○○してはいけない」と言ったにもかかわらず、後半の否定「してはいけない」よりも前半にある「○○」に導かれていくことになるそうなのです。 どういうことかと言うと、例えば「そこの石に躓かないようにね。」と相手に言ったとします。すると、言われた方は『石に躓いてしまう』というイメージが優先 …

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【お父さんのためのスポーツ教育論】「挨拶は形から」/第6週/(月曜日担当/赤尾修)

新年明けましておめでとうございます。 本年もすべての方々のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。 本年も宜しくお願いします。 今回は『ありがとうを言いましょう。』という話とは別の形で「形から入って心に至る」話をさせていただきます。 「明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。」そして一礼。 皆様も年始からたくさん挨拶されてきたことだと思います。 1年の内この時期にしか使わない形式的な挨拶ですが、形式的だからこそ大切であることを実感していらっしゃる方も少なくないのでは? この時期にしか使わないということもあり、私自身今年も1番最初に挨拶をさせていただいた方には少しぎこちなさがあったかもしれません。 全ての方に同じように心を込めたつも …

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