雪の日「スノードライブ」の注意点

2014.02.20

都心では実に45年ぶりという歴史的な大雪に見舞われました。
そしてその翌週もまた、気象庁の予報を大きく上回るドカ雪が降りました。

東京は今回もまた「雪に弱い首都」を内外に強烈にアピールいたしまして、就任直後の舛添さんに於かれましては、ご愁傷さまとしか申し上げようのないクールな展開となりました。
物流止まるわ滑って転んで怪我人が続出するわ停電するわ携帯止まるわ東横線はカマ掘るわ......と、さながら災害百貨店の様相であります。

私は先々週に降った時こそ久しぶりの降雪にコーフンして夜の東京でスノードライブを楽しんだりしていたのですが、それも2週続きとなるとあきまへん。先週末は二重に積もった重い雪をセッセと掻き、後は酒を飲んでゴロ寝を決め込むというまったく非生産的な時間を過ごしたのでした。

で、今回の題目はスノードライブです。道に雪が積もれば当然ツルツルと滑ります。
クルマには何らかの滑り止めを施さなければなりません。
専門的には「防滑措置」と言うのですが、これには道路交通法という法律や、各都道府県がそれぞれに定めた規則があるのです。

例えば東京だとこんな感じです。

東京都道路交通規則 第8条第6号
積雪又は凍結により明らかにすべると認められる状態にある道路において、自動車又は原動機付自転車を運転するときは、タイヤチェーンを取り付ける等してすべり止めの措置を講ずること。

つまり雪が降ったり路面が凍結したりすれば、スタッドレスタイヤやチェーンの装着がマストであるのです。「これくらいなら行ける」と勇猛果敢にノーマルタイヤで雪道に突っ込む大馬鹿たれを見掛けますが、あれは完全な違法行為です。

ですが警察が取り締まることは現実問題殆ど有りませんので、結果としてノーチェーンのクルマがスリップして立ち往生し、大渋滞が巻き起こる......という訳です。キチンとスタッドレスを履いている人なんて、いい面の皮です。

冬になれば速やかにスタッドレスタイヤに履き替えるのがベストですが、スキーやスノボに行かない人が、いつ降るとも分からない雪のために高価で場所を取るスタッドレスを揃えるのには些か抵抗がありましょう。ですからここはチェーンです。せめて冬の間はクルマにチェーンを積んでおきましょう。
そして一回は雪が降る前に脱着の練習をしておきましょう。イキナリ雪の中で始めてのチェーンを着けるのは大変な苦労です。

そうそうそれから、乾いた幹線道路ではなるたけチェーンを外しましょう。路面のアスファルトが削られて大変なことになります。

雪道での"チェーン規制"はあるのですが、ドライ路での"チェーン外し規制"は今のところ無いんですね。これはもう各ドライバーのモラルにかかっているのです。
雪が溶けた後の環七沿線では、削り取られたアスファルトが粉塵化し、もうもうと舞い上がり上海や北京のような汚い空気になっています。沿線住民の方には心よりお悔やみを申し上げます。

Photo1:ノーマルタイヤで雪道を走り、スピンしてしまったS2000。完全な違法行為です。タイヤは虚しく空転していますが、誰も助けてくれません。都会は厳しいです。

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Photo2:雪のない道ではチェーンを取りましょうね。道がガタガタになります。

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