清潔に、快適に、旨い焼き鳥を食べるには

2014.06.23

「焼き鳥屋は汚いほうが旨い」と言う人がいます。

下町の繁華街から少し離れた場所にポツンと建つ店。
ニコリともしない頑固親父がパタパタ団扇を扇ぎながら炭に空気を送り、もうもうと立ち込める煙の中でパクつく焼き鳥は(串の使い回し疑惑はあるものの)確かに美味しい。

ワインなんかはあるはずもなく、生ビールも「場所を取る」「メンテが面倒」という極めてシンプルな理由で置いていない。客は勝手に冷蔵庫からビールを取り出し、帰り際に飲んだ本数を自己申告して代金を支払う......。こうした"舞台装置"も含めて、東京には今や観光名所と化したような名物店がたくさんあります。

しかし本当に焼き鳥そのものが本当に旨いかと言うと、これが結構怪しかったりする。ノスタルジックで成り立った雰囲気を割り引くと、その辺のチェーン店系居酒屋とたいして変わらなかったりするものです。

もちろんこうした店を否定するわけではありませんが、「清潔に」「快適に」「旨い焼き鳥」を食べたいときはどうすれば良いのでしょう。そう、特にデートの時には。

今回は特別に私が愛する素晴らしい焼き鳥屋さんを紹介しましょう。
乃木坂の「鳥幸」です。

地下鉄千代田線乃木坂駅至近。外苑東通りから少し横に入った、とても便利な所にあります。

磨き上げられた白木のカウンターは清潔感に溢れ、強力な排煙装置により、店内の空気は極めて清浄に保たれています。店にはソムリエが常駐し、料理にピッタリのワインを選んでくれます。

はい。お気付きの通り、この手のシャレオツ系焼き鳥店は東京にゴマンとあります。
ソムリエがいる店も昨今ではそれほど珍しいことではない(何しろ我が国には実に1万8000人を超えるソムリエ有資格者がいるのです。これは本場フランスを凌ぐ人数だそうです)。この店を推奨するのは、ともかく「味が良い」からです。

まずはこの写真をご覧ください。

Photo1:特上レバーです。ああ天国の美味。これを食べるだけでもこの店に行く価値があります。

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この店の鶏は「甲斐路軍鶏」を使っています。八ヶ岳の雪解け水を飲み、とうもろこしを食べて育てているそうです。餌の種類は肉の味に大きく影響します。

Photo2:リクエストすれば鶏肉でお寿司も握ってもらえます。牛肉の握りはよく目にしますが、鶏肉で握りは珍しい。きちんと肉に味がないと寿司にはならないからです。

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味はもちろんのこと、店は清潔で店員さんの教育も行き届いている。完璧です。問題は予約が取り辛いことくらいでしょうか。

乃木坂の鳥幸。推奨します。お試しあれ。

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