意外とクセモノな、アラモアナの案内所

2014.09.03

休暇を取り、ハワイに来ています。

現地に住む友人と海岸沿いをジョギングしたり、ダイヤモンドヘッドに登って美しい景観を楽しんだり、充実した時間を過ごしています。

Photo1:ダイヤモンドヘッドから眺めたワイキキ。やはりハワイは和みます。

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今回は高校生の娘を連れて行ったので、普段は殆ど訪れることのないアラモアナ・センターが鬼門となりました。ご存知、世界最大級のショッピングセンターです。

そぞろ歩いていて、娘が「きゃあ、これカワイイ」と上目遣いに言えば、「それじゃ買いなさい」と言うしかない。何と申しますか、引き出し制限ナシのATM状態。「(同じような服はいくらでも持っているだろう......)」という言葉をグッと飲み込んで、支払い&荷物持ちの苦行に耐えております。いえいえ。もちろん教育上宜しくないことは分かっているのですが、あの仕草に抗えるオヤジはいないでしょう。何かと負い目もありますし......。

で、アラモアナショッピングセンターです。開放的な4階建ての建物の中には、高級ブランドから安売りのドラッグストアまで、300以上のテナントが犇めいています。売り場総面積は実に20万㎡超。在り来りな言い方をすると、東京ドーム4コ半分の大きさになります。オープンエアで店舗の配置は比較的わかりやすいのですが、それでもやはり余程の土地勘がなければ「思った店にパッと行く」ことは難しい。要所要所にある案内所は非常に頼りになります。

ですが、この案内所がクセモノです。アラモアナの案内所は二種類あるのです。

ひとつは運営会社が設置したオフィシャルの案内所。こちらは普通に店を教えてくれるから安心です。もうひとつは悪名高い「タイムシェアリング」の販売会社が運営する「ご案内」所です。こちらも一応館内の案内はしてくれるのですが、「これぞ!」と目を付けた客にタイムシェアリングの営業をかけるのです。

Photo2:;こちらがタイムシェアリングの販売会社が設置した「ご案内」所。

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タイムシェアリングとは、ひとつの部屋の所有権を52に分割して販売する商売です。1年は52週、つまり一口所有すると、その部屋を一週間「ほぼ無料」で利用できると言うものです。

一見お得なように感じますが、部屋を取るのに予約手数料やら予約確認書発行手数料やら、様々な名目でカネを取られます。52分の1でも部屋を所有しているのですから、管理費もかかります。この管理費がまた法外でして、一人のオーナーから1000ドル以上も取るのです。ざっくり10万と計算しても、52人で年間520万!!一部屋の管理費が年間520万って、いったいどんな管理をしているのでしょう。

しかもこの管理費が毎年ジワジワと値上がりしていくのです。マトモな経済観念のある人は絶対に手を出さないものですが、海外旅行にいて来て気分が高揚しているところに巧みなセールストークで畳み込まれると何十人かに一人はコロリとイッてしまう、というわけです。

リセールバリューは湯沢のリゾートマンションより低いですから、絶対に手を出してはいけません。ハワイへご旅行予定のある方、アラモアナの案内所には注意です。

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