越EU間FTAの全文公表、発効直後に86%の関税撤廃へ

2016.02.05

商工省は2日、ベトナムと欧州連合(EU)間の自由貿易協定(EVFTA)の全文を公表した。各国・地域の国会での批准手続きを経て、2018年年初の発効を目指す。

 ベトナムとEUのFTA交渉は2012年6月に開始され、3年以上にわたる交渉を経て2015年8月に大筋合意に達し、12月の正式署名に至った。

 両者は、縫製品や履物、農水産物、木製品などのベトナムの主力製品、また機械や設備、自動車、アルコール飲料、農産物といったEUの主力製品を含めた全品目の99%の関税を撤廃することで合意している。

 ベトナムの対EU輸出額の70.0%に相当する全品目の86.0%の関税は、発効直後に撤廃される。これには、野菜・果物、ジュース、カバン・スーツケース、プラスチック製品、陶器製品、ガラス製品などが含まれる。また、発効から7年後までに、対EU輸出額の99.7%に相当する全品目の99.0%の関税が撤廃される見通しだ。

 一方、EUからベトナムに輸入する製品に対する関税率については、エンジン排気量150cm3以上のバイクが発効から7年後に、その他のバイク及び自動車が発効から9~10年後に完全に撤廃される。このほか、ワイン、ブランデー、ビール、豚肉、及び鶏肉に対する関税は、発効から最長で10年後に完全に撤廃される。

 ベトナムにとってEUは、主要輸出先の1つで、2番目に大きな貿易相手国・地域となっている。ベトナムの対EU輸出額はこの5年間で3倍も増加し、2015年に309億USD(約3兆7100億円)へと膨らんだ。

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