花男な生活~8月の花・のトリビア2

2014.08.27

今から150年前に来日したイギリスの学者がおどろいたこと、
それは日本人がみな花好きであること!

花や緑を愛する心は、大名から町人、農民まで身分をこえて大切にされてました。
しかも、古来、花を生けていたのは男子がメインだって知っていました?

ここでは、季節の花にまつわるちょっとした話や風習、また簡単な生け方の技術などを
わかりやすく書き、道ばたの小さな花に足を止められるような
ステキな花男になってもらえたら......と思います。   紅炎

【第28回目】
~8月の花、桔梗の花2~

日本の歴史や文化に花はつねに隣にいます。
歴史好きな女子、歴女など、花を歴史から覚えるのも面白いと思います。
花の歴史や逸話など好きな男子
花男......こんな言葉が流行ればよいですが......。


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お盆もすぎ
急に涼しくなってきましたが
皆様いかがおすごしでしょうか?
学生の方々は
新学期にむけて夏休みの宿題と戦っている
ことでしょうね~~

さて、8月の二回目も「桔梗」のお話
更に吉なり
武士を連想させる言葉ですが、
桔梗は家紋にも登場いたしますね!

家紋は、社会の最小単位である家族や一族が
共有し、苗字と並び独自性を表現する
シンボルマークです、現在はあまり気に留めることは
少なくなりましたが、皆様のお家の家紋はなんでしょうか??

さて
そんな家紋の起源はご存じですか??
もとは、貴族世界からスタートしたそうです。
現時点で最古の記録は、1220年ころ成立されたとされる
「愚管抄」におきまして
藤原実季が巴紋を牛車に付けたことが始まりだそうです。
当時内裏に参内する貴族の牛車が大変混んだことから
いち早く見つけるための目印とされていました。
車紋は代々受け継げられ
衣服や調度品に用いられ家紋として成立していくことになったそうです。

貴族からはじまった家紋は
やがて武士の世界にも広がっていきました。
「保元物語」のころには
源平とも赤旗、白旗のもと戦ったとされていますが、
義経が登場するあたりになると
同族どうしでの戦いもあり
自分が戦場のどこで戦っているかを正しく評価してもらうため
家紋は必要不可欠なものになったそうです。
ただ
源氏の「笹竜胆」は江戸時代につくりあげられたのでは?という説が通説です。


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戦国武将の明智光秀は、美濃源氏嫡流の土岐氏の支族に
あたることから、水色に染めた桔梗の紋をもちていました。
土岐氏は戦場に行くさい
桔梗の花をカブトに差しおもむいたところ
大勝したため、更に吉なりの
桔梗を家紋としたそうです。

「本能寺の変」の時
本能寺をかこんだ桔梗紋をみた織田信長は、
明智光秀と確認し
「ぜひもなき」とつぶやいたそうな・・・
普通、家紋は白黒とありましたが
「桔梗紋」は水色だったので、信長はうらやましがっていた・・との説も
残っています。
信長もうらやましがった「桔梗」
今は野山で見られることも少なくなり
絶滅の危機な花ですが、
古来より
大切にされていた花・・
どうか
みかけましたら愛でてくださいませ~

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次回もお花のお話をさせていただきます。

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