花男な生活~10月の花・萩のトリビア

2014.10.08

今から150年前に来日したイギリスの学者がおどろいたこと、
それは日本人がみな花好きであること!

花や緑を愛する心は、大名から町人、農民まで身分をこえて大切にされてました。
しかも、古来、花を生けていたのは男子がメインだって知っていました?

ここでは、季節の花にまつわるちょっとした話や風習、また簡単な生け方の技術などを
わかりやすく書き、道ばたの小さな花に足を止められるような
ステキな花男になってもらえたら......と思います。   紅炎

【第31回目】
~10月の花、萩~

日本の歴史や文化に花はつねに隣にいます。
歴史好きな女子、歴女など、花を歴史から覚えるのも面白いと思います。
花の歴史や逸話など好きな男子
花男......こんな言葉が流行ればよいですが......。

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写真は鎌倉の「宝戒寺」
萩寺としても有名です。
入口には白い萩がつながっています。


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「万葉集」の巻8に山上憶良のうた

秋の野に咲きたる花を指をおり
かき数ふれば七種の花
萩が花尾花葛花なでしこの花
女郎花または藤袴朝顔の花

と歌を詠んで秋の野山に
咲く花を愛でました
以来1000年以上の長き間、
春の七草は
食す七草
秋の七草は
愛でる七草としてしられてきました。

「万葉集」には沢山の花が詠まれていますが、
「萩」はダントツの144首で一位!
私たちなじみの深い「桜」は7首にくらべると
古来の日本人が
いかに「萩」を愛していたか
よくわかります。

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「萩」
は草かんむりに秋とかき
まさに秋の代表とも
しかし
これは日本独自の漢字だそうです。
もとは
「生え芽」と書き「はえぎ」から「え」がなくなり
「はぎ」になったそうです。

次回も「萩」のつづきを
お話いたします

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