花男な生活~10月の花・萩のトリビア2

2014.10.29

今から150年前に来日したイギリスの学者がおどろいたこと、
それは日本人がみな花好きであること!

花や緑を愛する心は、大名から町人、農民まで身分をこえて大切にされてました。
しかも、古来、花を生けていたのは男子がメインだって知っていました?

ここでは、季節の花にまつわるちょっとした話や風習、また簡単な生け方の技術などを
わかりやすく書き、道ばたの小さな花に足を止められるような
ステキな花男になってもらえたら......と思います。   紅炎

【第32回目】
~10月の花、萩2~

日本の歴史や文化に花はつねに隣にいます。
歴史好きな女子、歴女など、花を歴史から覚えるのも面白いと思います。
花の歴史や逸話など好きな男子
花男......こんな言葉が流行ればよいですが......。


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ハギは秋の花の代表の意味で
草かんむりに秋と書いた「萩」という字が通っていますが、
この字は日本製の漢字で、本場の漢字ではありません。
本場中国には「ハギ」とちがった「萩」があります。


「萩」はマメ科なので
花はマメと同じ蝶形花、
枝や葉は家畜の飼料や屋根ふきの材料にし、
葉をおとした枝をたばねて箒としてもつかわれたそうです。
根は煎じて
めまいやのぼせ薬にするなど
人々の生活にもとけこんでいたようです。

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写真は北鎌倉・浄智寺の山門と萩
やはり
鎌倉には萩が似合います

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あんこのお餅に
「オハギ」と「ボタモチ」がありますが
「オハギ」とは
「お萩」
萩の花びらが散ったようなツブがあるので
つぶアンのあんこ餅を
「おはぎ」
秋のお彼岸にたべますよね~~~
ちょうど、お彼岸のころ見頃な「萩」の花にちなんでます。
では
「ボタモチ」は?
というと
「牡丹」の花びらみたいな、つるっとしている
こしアンのあんこ餅
「牡丹餅」が省略されて「ぼたもち」!
春のお彼岸にたべます~~~
ちょうど、お彼岸のころ見頃な「牡丹」の花にちなんでます!

では
なんで?「つぶあん」と「こしあん」?
これは
あんこの材料の小豆が
秋前に獲れて
秋のお彼岸のころは、皮が柔らかく「つぶあん」
冬を越してしまうと小豆の皮がかたいので
こして「こしあん」にするんですね~~~~

じゃあ
なんで「あんこ餅」をお彼岸に食べる風習があるかというと
古来
日本では「赤い実」は厄除けになると云われていました

「小豆」は「赤い実」になるので
お彼岸に厄除けするため「小豆」を食したのです

次回は
11月のお花と日本風習についてお話します

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