【本気の筋トレ】体幹トレーニング④

2014.04.30

今回は、体幹=胴体全体の筋、と定義されている場合の体幹トレーニングについて考えていきます。

前回以前の内容もあわせて読んでみてください。(その①

体幹というものを胴体全体の筋肉である、とするのであれば、腹筋を刺激するのも体幹トレーニングだし、背筋を鍛えるのも体幹トレーニングです。胸筋を鍛えるのも、肩甲骨周囲の筋も、全部体幹の筋という定義になります。

さらに、では胴体+四肢の運動は体幹トレーニングではないのか? という疑問も出てきます。

このコーナーで何度もご紹介しているスクワットは、脚だけではなく全身を使います。よって、上記の定義で考えればこれも体幹トレーニングの一部です。デッドリフトも腕立て伏せもそうです。

体幹が関与していればOKなら、ほとんどすべてのトレーニング種目が体幹トレーニング、ということになってしまうのです。

しかも、例えばスクワットなどを重りをかついで行なう場合、自体重で腹筋運動をするよりも活発に腹筋群が動員されるという研究データがあります。つまり、腹筋運動単体で行なうのって効率悪くない? って話になってしまうのです。

もちろん、目的に応じてトレーニング種目はチョイスされるので、腹筋運動を単体で行なうケースもあるかもしれません。

しかし、効率を追求することを意識し、かつ身体的に問題なければ、ほかの種目がベター、と判断されることが多いと思います。

よって、興味本位で「体幹トレーニングは必須で重要だからやろう」と判断することは『もったいないかもしれませんよ』ということを伝えたいのです。何をやるにせよ、トレーニングや運動を行なえば身体は影響をうけますから、それでOKということであれば良いのですが、もっと良い方法があるのでそっちをやってみたらどうですか? というのが今回の体幹トレーニングに関する説明の趣旨です。

今後も様々なトレーニングの情報が紹介されていくでしょうが、結局のところどうなの? と一歩引いて考えられるようになれば、右往左往することはなくなると思います。

(木村 繁)

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