【本気の筋トレ】体幹トレーニング⑤

2014.05.14

今回は、木村の現時点で認識している体幹の適切なトレーニングについてご紹介します。

前回まで書いたように、メディアにたくさん出てきている「体幹」は、その定義があいまいです。

まったく定義できていない人もいますが、多くは独自の定義をもって様々なエクササイズを紹介しています。ですので、これらを参考にする側は何がどう適切なのが判断しづらい、という状況です。そんなとっちらかっている状態ですが、あえて大切な部分を切り取って、みなさんにお伝えしたいと思います。

日常生活において、自身の身体を動かすだけなら、そこまで大きな力は必要としません。ただし、荷物を地面から持ち上げたり頭上の棚からおろしたりする動作、急な階段を上り下りする動作、素早い移動など、普段よりも大きな力を必要とする場合も当然生じてきます。

このような「大きな力を必要とする場面」において、身体が適切に使えないとケガのリスクが高まります。そしてこのような場合、胴体部分は『身体の安定性』『力を下肢から上肢へ伝達する』役割を持ちます。よって、この役割をしっかり機能させることができるかどうかが大切なポイントになります。

大きな力を発揮しようとするとき、その伝達をスムーズに、安定的に行なえる能力。これこそ、体幹(胴体)に求められる大きな機能なのです。

これを踏まえると、、、以前までに紹介した基本的なトレーニング種目はほぼこれに該当します。

スクワット

腕立て伏せ

スプリットスクワット

グッドモーニングエクササイズ

ベントオーバーロウ

特に、胴体部分のみを意識したトレーニングをせずとも、例えば上記のエクササイズはすべて胴体部分の安定性が重要なポイントになります。胴体部分が緩み、猫背になってもいけないし、背中が反りすぎて腰に負担がかかってもいけません。背骨がまっすぐに固定・安定していることが重要です。

よって、上記を例として胴体のみのトレーニングをやるというよりも、様々な動きの中の重要な一部分として認識し、適切な機能を維持・向上させることのほうが効率的ですし、実用的です。

細々としたトレーニングをするよりも、たくさんの関節を使い、色々なところを同時に鍛える種目を導入して、基本的な動き、姿勢、筋力、柔軟性を獲得してください!

(木村 繁)

媒体資料