【MAFILYS流スーツ論】スーツを知る為に、生地の特徴を知ろう!!(JAPANESE FABRIC編)【第36週(水曜担当/松井孝浩)】

2015.06.29

 

さて、今回は生地について書きたいと思います。

まず生地の産地として大きく分けると3つに分かれ、国産生地・英国生地・イタリア生地と3種類の産地に分かれます。

この産地によって生地の特徴も変わってきます。

その中でも今回は国産の生地について書きたいと思います。

 

まず国産の生地の特徴は、技術力の日本ということもあり、気候に考慮した、防臭効果・防滴効果等、多機能性がある生地を作っているのが特徴です。

その国産の生地の中でも代表的なメーカーを今回はご紹介したいと思います。 

 

 

 

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御幸毛織(MIYUKI / ミユキ)

 

1905年に名古屋で創業した毛織物メーカー。

オーダー用毛織物メーカーとして国内トップシェアを誇り、牧場での羊の生産から、仕上げまで自社で一貫製造しています。

その根底には「ウールはゆっくりゆっくりつくれ」という独自の考え方があります。 

 

 

 

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葛利毛織(Dominx / ドミンクス)

 

1912年創業の服地メーカー。

今でも生産効率の悪いションヘル織機と呼ばれる低速織機を使って、じっくりと手間を掛けて織り上げるその素材は、高速織機にはないハリとコシ、綺麗な艶が特徴となっています。

 

 

 

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日本毛織(NIKKE / ニッケ)

 

1896年、神戸で創業された服地メーカー。

創業当初から毛織物の製造において国内随一の生産量を誇ったこともあり、現在でもニッケの愛称で国内トップクラスの実績を持っています。

特に制服や礼服用の黒無地に定評があり、深みのある色・艶が魅力的な商品を展開しています。

 

 

 

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大同毛織(DAIDOH / ダイドー)

 

1879年、愛知県の北部で創業された老舗服地メーカー。

早くから紡績~販売に至るまで一貫した自社生産体制を確立していた日本では数少ないメーカー。

2007年からオンワードグループの一員となり、製品の開発から品質の管理まで最新のシステムを導入し更なる発展を目指しています。

 

 

以上のメーカーが国産の代表的なメーカーになります。

 

このように日本には一般的には知られていないかもしれないですが、世界にも通用する素晴らしい生地メーカーが多数あります。

日本の誇る技術力を活かした生地、もっともっと知って行きましょう。

 

なお価格に関しては、販売店ごとに異なる為、直接販売店の方にお問合せ下さいませ。

 

 

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