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【映画のすゝめ】東京国際映画祭 2日目!コンペティション部門『激情』記者会見レポート/第4週(日曜担当/みながわえみ)

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2009.10.18

#TIFF

 

 

81の国と地域で製作された743本の作品から厳選された15作品から東京サクラグランプリを決定するコンペティション部門。日本からは辻仁成監督作品でアントニオ猪木さん主演の『ACACIA』が出品されているが、本日18日コンペティション作品スペイン発の『激情』の記者会見が行われた。

 

 

まず、『激情』のあらすじをご紹介しよう。

 

Rabia_Main.jpg

  移民の建設作業員 主人公のホセ・マリアは、ガールフレンドのロサが家政婦をしている老夫婦の荒れ果てたアパートで数日を過ごしていたが、ある日、建設現場の監督と対立し、暴力を振るったすえに殺害してしまう。老夫婦のアパートに逃げ込み、廃墟と化した広い屋根裏部屋に身を隠したホセは、まるで覗き魔か、もしくは幽霊のように、ロサの日常を観察しながらひっそりと毎日を過ごし始める。ロサに電話をするものの、身分を明かすことはできないホセ。こうして始まった"遠距離恋愛"に、ふたりは再び一緒になることを望むようになるが、驚くべき新事実により、ホセは屋根裏部屋に留まらざるを得なくなる...というサスペンス・ロマンストーリー。

 

 

 

 本日、記者会見に登場したのは、セバスチャン・コルデロ監督とエグゼクティブプロデューサーのグアダルペ・バラグアーさん。

 

IMGP6636.JPG

 セバスチャン・コルデロ監督は、映画製作がほとんど行われていない南米エクアドル出身の37歳。住まいと家族は、エクアドルにあるものの映画製作はそのプロジェクトがある場所で行っているという。『激情』が長編3作目となるが、2作目『タブロイド』では、サンダンス・NHK国際映像作家賞のラテンアメリカ部門で最優秀脚本賞受賞している。本作品は、オリジナルの脚本ではないものの、「色々な刺激を受ける中で、この『激情』のストーリーに強く惹きつけられ映画化したいと思った」という。

 

 

映画の中で主人公のホセが屋根裏に留まる中で、ひどく痩せていくシーンをどう撮影したのかと問われると、「実は、撮影の最初にダイエットをして、最後のシーンから撮影し、映画の進行とは逆の順番で撮影した」と明かしてくれた。また、屋根裏に留まり、ガールフレンドとも家の中の電話を通してしかコミュニケーションできない状況に追い込まれたホセの孤独や疲労感を演出するために、1日に2時間睡眠を繰り返して表情や目から精気を失わせるような演出を試みた、と紹介した。

 

IMGP6628.JPG

 

本作品は、日本での公開予定は未定だが、来年1月以降、コロンビア、メキシコ、スペイン、フランス、オランダ、ブラジルなどでの公開が予定されている。

 

東京国際映画祭では、18日に加えて、22日(木)1750分~も上映予定。

当日券(六本木ヒルズ各劇場にて朝10時~)の発売もありますので、

ぜひこの機会にお楽しみください。

 

 

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