【金曜】コンディショニングコーチング/第10週:続・クリスマス・ダイエット

2007.12.13

こんにちは、コンディショニングコーチのきむきむこと木村です。

今回も、クリスマス特集の続きとして、ダイエットのお話をしたいと思います。

先週はダイエットに関して、エクササイズと精神面(メンタル)について書かせていただきました。私の肩書きは『コンディショニングコーチ』なので、運動と心に加えて、栄養と環境についてもバランス良く整えていただくための情報をお伝えするのが使命です。ですから、今回は『栄養』と『環境』の2点を絡めて、ダイエットについて改めて書きたいと思います。

さて、栄養と環境、とありますが、いずれも一つの学問として成り立っているので、とても幅広い概念を持っています。すべてを細かくご紹介すると、1つでこのコーナー100回分を超えてしまうので(笑)、あくまでクリスマスまでに実践できるダイエット法としてご紹介いたします。

まずは栄養についてお話しましょう。

一般的に、減量の大原則は、

■消費>摂取

だということは皆さんも簡単に理解できると思います。何か特別な食品を食べると痩せる、何かを装着しただけで痩せる、というのは、ほぼ100%デタラメだと思っていただいていいと思います。一日に必要なエネルギー以上を摂れば太るし、それ以下であれば痩せる、イコールであればキープ、これは大原則で揺ぎ無い決まりです。
これを理解した上で、減量のためにできることは2つです。

1.消費を高めるために運動する(身体活動を増やす)。
2.エネルギー摂取量を抑える(食べる量を減らす)。

このうち、どちらか一方だけを実践しただけでは、なかなか成果がでません。短期間で効果を出すためには、どちらか一方のみによって行うやり方では、かなりからだに負担をかけることをしなくてはいけないですから、精神的にも辛いし、少しでも妥協するとストレートに悪い結果となって返ってくる可能性が高いのです。
ですから、1と2をバランスよく行うことが一番効率がいいのです。

このお話をすると「運動すると余計食欲が増えて食べすぎ、逆に太るんじゃない?」と、よく聞かれますが、これは大概の場合、「ノー」です。なぜなら、運動をすることにより、満腹中枢を適切に制御する働きが起こり、食欲を抑えてくれるからです。これは医学的にも証明されています。もちろん、運動をすればお腹は空きますが、目の前に適切な量の食事のみを置くようにすれば、十分満足できると思います。

また、食事を食べ過ぎないようにしようとするあまり「サラダだけにしよう」「炭水化物は食べない」など、極端なことをする人が多いですが、実はこれも間違いです。ここは絶対に!!!押さえていただきたいポイントです!
人間は一日にさまざまな栄養素を必要とします。どれ1つとして不足することは、健康を害する原因となりますので、特定の栄養素をたくさん摂ったり、逆に抑えたりすることはしないようにしましょう。

なによりも『バランス』が大事ということです。もしかしたら聞き慣れすぎてしまって、ピンとこない人も多いかもしれませんが...昔ながらの日本語で言えば「いい塩梅(あんばい)」が大切なんです。基本的に今の日本人は食生活が乱れていることがほとんどですから、何も難しいことはありません。「いい塩梅」の食事を意識すればいいのです。どれくらいが「いい塩梅」かは、ご自身でわかるはずです。

さて、続いて『環境』について簡単にお話します。環境といっても地球環境などの広い意味ではなく、皆さんの「生活習慣、生活環境」だと思ってください。
どういう意味かというと、ダイエットする上で最も取り組みやすい環境を整える必要がある、ということです。「過度なカロリー摂取を抑える!」と宣言したのにもかかわらず、仕事場のデスクにじゃがりこが全種類置いてあったり、自宅の冷凍庫にピノが大量に入っていたら、ダイエットしやすい環境とはいえません。ドキっとしたアナタ、それですよ、原因は...とりあえずじゃがりこはいますぐ女性社員にプレゼントしましょう。好感度アップでさらにカロリー制限、完璧じゃないですか(笑)。

行動科学の分野において『不足行動』と『過度行動』というのがあります。『不足活動』はこの場合でいうと運動することだったり、飲みに行く回数を減らすことなどです。一方、『過度行動』というのは、必要以上に頻度の多い行動のことで、ここでいうとしょっちゅうお菓子を買う、ですとか、よく飲み会に参加する、などです。
また、いずれについてもその行動を起こしやすくする『誘引行動』というのがあります。コンビニに立ち寄ることはお菓子を買うこと、つまりダイエットにおける過度行動の誘引行動になりますし、飲み会を開催しまくる友人と接することは、よく飲み会に参加する誘引行動になります。逆に、ランニングのモチベーションを上げるために着替えをいつでも出しておく、ですとか、部屋の壁に目標体重を貼っておく、ですとかビリーズブートキャンプを常にDVDにセットしておく(笑)、などは、運動という不足行動のモチベーションを高める誘引行動です。こうした行動科学の概念も、ボディコンディショニングにおいて、精神面のアプローチとして欠かせないポイントです。一日の行動を振り返って、不足行動・過度行動・誘引行動を見極めて整理してみるといいかもしれません。


ダイエットに必要な誘引行動をたくさん増やすことで不足行動を増加させ、逆にダイエットにとって邪魔な過度行動を減らすため、過度行動に関する誘引行動を減らす。このことでダイエットの効果を引き出しやすい環境づくりを行えるのです。もちろん、これらは特別な指導を必要とせず、十分皆さん自身でも意識し、実践できることだと思います。

さて、クリスマスまであと2週間弱です。お早い忘年会シーズンに身を投じ、過度行動をさらに増やすか、それともその時間を、不足行動を補う時間として使うのかで、絶対値として2倍の差になります。
先週もお話したとおり、ダイエットの目的は結局のところ『見た目を変える』ことがほとんどでしょうから、短期間で効果を得るための不足行動を増やし、過度行動を抑える(デスクにじゃがりこを置かない、飲み会にあまり参加しない、など)ことで、少しでもメトロセクシャルなオトコを目指しましょう!

次回より、本編に戻って基本的なエクササイズを解説したいと思います。

※ちなみに、飲み会に参加したとしても、気に入った女性とたくさん話すことが、食べるという過度行動を抑えるプラスの行動です。大いに実践しましょう。

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