【ランニングパフォーマンスを高める】ひそかに人気が高まるビーチラン/第90週(金曜担当/木村繁)

2009.07.23

中学校、高校のとき、部活動に入っていた方は、トレーニングの一環として砂浜を走る、というスポーツ根性的な経験をされたことがあるでしょう。柔らかい砂に足をとられて、非常にキツかった印象があると思います。

そんな、過酷なトレーニングというイメージの強い砂浜でのランニング(=ビーチラン)が、ひそかに人気を集めています。

競技としては、ライフセービングやトライアスロンの一環で行われるものがあります(純粋なビーチランから、大会の一部としてビーチランが含まれるものもある)。ですが、今では日本各地の砂浜でランニングを楽しむ愛好者が増えており、サークルとして集団で走るという活動も見受けられます。また、砂浜だけではなく、海岸に整備されたサイクリングロードなどを走ることも「ビーチラン」として定義されているようです。

去る6月には、ELLE onlineとアディダスランニング共和国が共催した「走って食べてきれいに!湘南ビーチを走ろう」という企画が行われ、10組20名の応募者がビーチランを楽しんだ後にヘルシーランチで疲れを癒しました。


さて、トレーニングの観点から言えば、ビーチランは比較的強度の高い、効率的なトレーニングと位置づけることができます。柔らかい砂の上では、地面を押す力が分散されるため、平地で走るよりも多くのエネルギーを必要とします。また、不安定な地面で走ることは、足の関節に負荷をかけるので、足首まわりの筋肉に大きなトレーニング効果をもたらします。また、バランス能力も向上すると考えられます。

また、それ以外の要素として、美しい砂浜を走ることは、「癒し」につながることも大きなポイントではないでしょうか。がんばるのではなく、マイペースに砂浜を走ることがストレス発散になるということも、ビーチランの人気を押し上げているように思います。

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今は夏休みシーズンですので、日中の砂浜は人であふれかえっているかもしれませんが、早朝や夕方など、人が少なくなった砂浜でのランニングは、「体験する価値アリ!」 です。各地の砂浜ではサークル活動をしている団体もありますので、ウェブサイトなどをチェックして参加することもおススメです。

なお、ビーチランを実践するにあたっては注意していただきたいこともあります。

・水分補給は特にこまめに行う
・足首周りの準備運動は入念に行う
・無理をしない(がんばりすぎはケガに直結します)
・裸足で走らず、シューズを履くこと

アツい夏にあえてビーチを颯爽と走る。近い将来、ビッグウェーブを巻き起こすかもしれません。

(木村繁/メンズトレンド.JP)

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